6月

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何階建?

  よく運動会などの始まりに打つ花火、三段雷などです、これは手で打ち上げるのですがやってみるとはっきり言って怖いです。

パパン、パパンさあ、三段雷が鳴り響き年に一度の商店街の大朝市が始まります。

Aさんもポスターを貼り朝から元気いっぱいです、今は貸店舗を借り自宅から通いながら営業しており、長年コツコツお金を貯めていよいよ自宅に店舗付き住居の立替えができるまでになりました。しかしAさんには悩みがあります、それは建ぺい率や容積率を考えると1階20坪2階20坪の建坪40坪がどう計算しても限界なのですがどうしても3階20坪の60坪にしたいのです。

親の面倒をみているAさんはなんとしても店舗付きの2世帯住宅を建てる必要にせまられています。

毎日近所のマンションの建設が進んでいくのを見ていたAさんはある日ひらめいたのです。

早速建築屋さんに相談し我がままと知りつつ何とか家作りをしてもらえる事になりました。

そして着工、2階建のようですがそれにしては太すぎる鉄骨が組まれており、近所のおじさんに「2階で像でも飼うのかい。」と冷やかされる始末。

やがて建築工事は終了間じかですが2階建てで屋上に何本も鉄骨が突き出ててっぺんに波板が貼ってあり非常階段まである奇妙な建物です。

建物が完成しAさんが住み始めました、きっと建築の審査も通ったのでしょう。

しかし、しばらくすると屋上の鉄骨部分にシートがかぶせられ中から何やら作っているような物音がしています。

日がたちシートが剥がされてびっくり、3階建てになっているではありませんか、あの屋上に突き出た鉄骨は3階用だったのです。

さて皆さん、親孝行のAさんですが今回の建築をどう思われますか?建ぺい率などはきっと大事な理由があって算出され示されている数値だと思いますのでなるべく守った方がよいと思うのですがいかがでしょうか?


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